【電子工作の必需品】ブレッドボードとは?構造と使い方を解説

電子回路をつくると聞いて、皆さんはどんなイメージを浮かべますか?

緑色の基板にはんだ付けするところを想像した人も多いのではないでしょうか。本格的な回路をつくる場合は、そのイメージで正しいです。

しかし、本格的な回路をつくるのは大変です。趣味で電子工作を始めようと考えている人には向いていません。ブレッドボードを使えば、もっと手軽に回路を組むことができます。

この記事で分かること
  • ブレッドボードのメリット
  • ブレッドボードの構造
  • ブレッドボードの使い方

ブレッドボードとは、電子部品やジャンパー線を差し込むだけで回路を組み立てられる道具です。電子工作の基本となる道具なので、使い方をマスターしておきましょう。

ブレッドボードを使うメリット

ブレッドボードには、3つのメリットがあります。

  • LEDやICなどの電子部品を回路に簡単に組める
  • 危険性がない
  • 部品やジャンパー線の使い回しが可能

ちゃんとした回路を製作しようとすると、はんだ付けなどで溶接するケースが多いです。しかし、手間がかかる上に、火傷や有害ガスを吸入する危険があります。回路を試作したい人や、趣味で電子回路を組みたい人には不向きです。

ブレッドボードなら、そういった手間や危険性を気にすることなく、手早く、安全に回路を組むことができます。他にも、電子部品やジャンパー線は何度も使えるので、回路の変更が容易なメリットがあります。

ブレッドボードの構造

ブレッドボードの外見は、たくさんの穴が開いた1枚の板です。この穴にジャンパー線やセンサー、抵抗などを挿して回路を製作していきます。

しかし、どこに挿せばいいのか分からず困る人もいると思います。複雑にも見える無数の穴ですが、構造が分かれば規則性を理解できると思います。

外見

内部構造

ブレッドボードの黄色い矢印の部分は、縦方向に電流が流れ、横方向には流れません。なぜなら、ブレッドボードの穴は金属板で縦方向に連結されているからです。金属板が、電流を流すための導線の役割を果たしています。電流がブレッドボードの横方向に流れない理由は、穴が金属板で繋がっていないからです。

ブレッドボードの上端と下端にある青い矢印部分は電源用です。赤色側の穴に+の電流を流し、青色側の穴に-の電流を流すのが一般的です。

次の章で具体例を交えつつ、ブレッドボードの使い方について解説します。

ブレッドボードの使い方

穴にジャンパー線を挿すと、ジャンパー線と金属板が接触して電流が流れるようになります。電子部品を間に挟みながら、電源の+と-を繋げると回路が完成です。

小学校のときにやった豆電球の点灯実験を例に、実際に回路を組んでみます。

注意

電源の+と-を直結してはいけません。電流を妨げる抵抗がないため、過剰な電流が流れてしまいます。このことをショートと言います。電子部品や電源が壊れる原因になるだけでなく、実験者が火傷などの怪我をするケースもあります。回路を組むときは注意しましょう。

下図は、豆電球と電池を繋げるもっとも基本的な回路です。小学校でやった実験も、こんなふうでしたね。

回路はまったく同じですが、ブレッドボードを使うと下図のようになります。ブレッドボードは縦方向に電流を流すので、緑色の穴には矢印方向の電流が流れています。

上端と下端にある電源専用の穴を活用すると、下図のようになります。複雑な回路を組むときは、このように電源専用の穴を活用することで、ミスを減らすことができます。

まとめ


電子工作を始めるにあたって、ブレッドボードの使い方は最初に知っておくべき基本です。ブレッドボードなしでは電子工作は成り立たないと言ってもいいかもしれません。

しかし、決して扱いは難しくありません。ブレッドボードに流れる電流の方向さえ覚えていれば困ることはありません。

ブレッドボードを使いこなして、クリエイティブに楽しく過ごしましょう!!

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